創立55周年を迎えて 変わる時代と変わらぬ教育の信念

寺子屋 創立55周年記念メッセージ

感謝と歩み

創立55周年

寺子屋は今年、創立55周年を迎えました。

「英語一筋」55年の歴史

小さな教室ながらも「英語一筋」で歩んでこられたのは、ひとえにご縁あってお通いくださった皆様の温かいご支援とご協力のおかげです。

スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

寺子屋の強みと実績

最大の強み

最大の強み:英語専門教室としての確かな実績
指導の柱: 中学1年から6年間一貫した大学受験指導

寺子屋の最大の強みは、英語専門教室として、中学1年生から6年間を通して大学受験に向けて精魂込めて指導・応援し、確かな実績を積み重ねてきたことです。

そして何より、生徒一人ひとりに真摯に向き合い、努力して身につけた英語力を武器に、社会で活躍してほしいという願いを込めて、日々の指導にあたっています。

現代の教育課題と寺子屋の対応

現代の課題 (生徒の意識の変化)

「楽しいこと優先」の風潮と形だけの学習への懸念

この55年の歩みの中で、学校教育の在り方や子供たちの気質も大きく変化しました。

寺子屋もその変化に柔軟に対応してまいりましたが、近年では「勉強よりも自分のしたいこと」「楽しいことを優先する」風潮が広がり、テスト前だけ範囲をこなせばよいという考え方に懸念を抱いています。

学校課題の多さに追われ、形だけの勉強になってしまう生徒さんも少なくありません。

デジタル化の波

さらに、タブレットの普及により「書く」機会が減り、英単語のスペルや語順の正確さに課題が生じています。試験は依然として筆記中心であり、特に国公立大学の二次試験では記述力が求められます。

寺子屋が大切にする指導方針

「書いて覚える」伝統の学習法

筆記試験対策と記述力強化(タブレット教材のプリント化)

寺子屋では、タブレット教材もプリント化し、「書いて覚える」従来の学習法を継続しています。

文法指導の重要性

文法を基礎力と位置づけ、反復練習による定着を重視

また、指導要領の変化により、文法よりも情報処理や自己表現が重視される傾向がありますが、文法力がなければ英文の読解も英作文も困難です。

求められる力への対応

新指導要領の変化に対応しつつ、文法力を基盤とした読解力・英作文力を育成

寺子屋では、文法を基礎力と位置づけ、反復練習による定着を大切にしています。

予測困難な時代を生き抜く力を養う

指導への覚悟

安易な「褒めて伸ばす」だけではない厳しさと柔軟性

今の予測困難な時代において、安易な「褒めて伸ばす」だけの指導では、子供たちが困難に立ち向かう力を養うことはできません。

育むべき力

英語学習を通じて、困難に立ち向かい、将来を考え行動できる力

英語学習を通じて、自分自身を見つめ、将来を考え、行動できる子供たちに育ってほしい――その思いを胸に、日々奮闘しています。

寺子屋の使命

英語教育を超え、大人の関わりが希薄な現代社会で果たすべき役割

厳しさと柔軟性を兼ね備え、英語教育だけでなく、大人の関わりが希薄になりつつある現代社会において、寺子屋が果たすべき役割を常に考え、行動してまいります。

 

*英語でお困りの方がおられましたら、ぜひ一度、寺子屋を覗いてみてください。

 

 

任せて安心の寺子屋英語教室

寺子屋は、京都伏見の京阪藤森駅から徒歩1分のところのある西休寺で教室を始めて今年2025年で、55周年を迎えます。現在指導するのは、寺子屋を卒業した約20年以上の指導歴を持つ専任スタッフです。授業は、少人数制(10名)で、時間が経ったら終わりではなく、分かるまで覚えるまで徹底指導しています。一人の人間が何者かになろうとする自己生成の多感な時期に、英語指導を通して、その人の礎を築こうと、愛情と粘りと心意気で、生徒さんと日々向き合っています。