教室の学習システムに関して (中学生)
当教室の学習システムですが,週2回のレッスンとなっています。
1回は全員揃っての講義形式のレッスン 6:00 p.m. ~ 9:00 p.m.頃
教室独自の教材を用いて新出の学習事項を解説し,一人一人指名しながら,頭を使って考える授業を行っています。 その後,各学校の教科書毎に分けて,それぞれの内容を説明。
待ち時間や授業後に,毎回,宿題となっていた単語・日本文の確認テストを行っております。
それが書けない場合,書けるまで居残り指導。 ←この部分に時間がかかります!
もう1回は講義内容に対する個別指導形式のレッスン 4:30p.m.以降
クラブをされている生徒さん,又,遠方の学校からお越しの生徒さんは大体6:00p.m.過ぎに見えます。 そのためお帰りの時間が遅くなることをご了承下さい。 又,まだ単語や英文を書くことに慣れておられないため,お子様の手の動きが非常に遅く,時間がかかります。
この個別指導は,私共の教室で約40年前から力を入れている,個人の能力UPにつながる大切な部分です。 ここ数年のお子様方の学習意欲や学習能力の低下には愕然とするものがあります。 学習の必要性の自覚がないために,努力を要する事態にはすぐ音を上げる傾向がみられます。 ここでご家庭での背後からの励ましをお願いします。 授業の中でも,サラッとではなくしつこく繰り返し教えていますが,個別指導の時間に,自分で実際に問題を解き,間違った後,その間違いを一人一人指摘されてはじめて少しずつ理解していきます。 設問毎の問題を解いては,採点→間違い直し→再採点を繰り返し,一人一人個別に見ていますと,時間の経つのはアッという間です。 今のお子様方は自分の頭を使って考えようとはしません。 英語の基礎力をキチンとつけ,定着をはかるには,このように生徒さんと教師双方の気長な努力が必要であることを,どうぞご理解ください。
寺子屋で英語を学んで頂くことは,英語の力がつくだけでなく,コツコツ努力することの素晴らしさや,理解できることの喜び,忍耐力も同時に身につけて頂けます。 その努力の真っ最中には,なかなか分かってもらえませんが,あとになってあの学習時間が大切だったと理解できる日がやってきます。